Pのブログ

プロデューサーがエンタメの必要性を考察する

レコード大賞と紅白歌合戦の価値と考察

あけましておめでとうございます。

毎年恒例のレコード大賞紅白歌合戦がありました。

みなさんはどう思われたでしょうか?

 

僕個人的には

レコード大賞

・バックのオーケストラによる付加価値はかなり大きい

  →どのアーティストの楽曲もスペシャルに聴こえた!

MISIAの歌声は圧巻

  →めったに見られない生歌、しかもオーケストラをバックに。素晴らしい。

  →それに人柄の良さも垣間見えた。

DA PUMPのU.S.Aの方が大賞にふさわしい、という声もあるが乃木坂46との2択で異論はない

  →楽曲とダンスでのブームはDA PUMPに分がある

  →が、写真集の異例ともいえる超ヒットやCM女王など相応の社会現象

 

紅白歌合戦

・コラボレーションでいかに付加価値を生むか

  →YOSHIKIとか普通によかった。

NHKだからできることの価値

  →「時代」のバックに流れたスポーツ選手たちの「世代交代」

  →Suchmosの時に流れたワールドカップの映像

内村光良の、NHKで通用するギリギリを狙える品あるお笑い要素

・出場自体に価値がなくなっている今、米津玄師やPurfumeは中継でも価値あり

  ※欲を言えばDAOKOでも何かできなかったのか…

・中高年への認知向上には十分効果あり

  →例えばあいみょんLittle Glee Monsterインパクト残せたのでは。


あいみょん - マリーゴールド【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

 

それぞれの価値とは

レコード大賞に関しては、音源が売れない時代に

どういった選考基準を設けているかはわからないので

あくまでも主観の意見になりますが

でもアーティストがいつも通り1曲披露したところで

レギュラーの歌番組と変わらないので

本気のオーケストラは凄くよかった。

そして、AKB48の曲が最も売れていたということに驚愕。(マジで初耳の曲だった)

 

紅白は、正直紅組と白組の対決というのが全く意味がわからないのですが…。

こちらも選考基準がいまいちわからない(おそらく断られてるのもあるだろうけど)。

演歌の需要って…まぁまだあるのかな…

もう高齢者に差し掛かっている母親がもういらんってゆってたし…。

畑違いの楽曲を同じ番組で流すのって難しい。ザッピングするよそりゃあ。

 

プロデューサーの仕事

CDが売れない、紅白(というかテレビ)が見られない

となったときにプロデューサーがやるべきはコラボレーションとアライアンス。

もっと異分野と積極的に仕掛けていければ話題にはなるはず。

 

P

LIVE REPORT: [ALEXANDROS]@ZEPP OSAKA BAYSIDE 20181221

12月21日、[ALEXANDROS]のライブに行ってきました。

着実に“世界一"のロックバンドへの道を歩んでる気がして嬉しく思っております。

 

やりたい曲とヒット曲のギャップ

で、前回のツアーでボーカルの川上洋平

「自分達のやりたい曲をやりました。」

と終演後に話してて、

彼らの一番のヒット曲「ワタリドリ」をやらないという選択をしていました。


[Alexandros] - ワタリドリ (MV)

 

フェスやオムニバスライブであれば

やはりヒットメドレーにして新たなファンの獲得を目指すのが正攻法。

でもワンマンライブはもっとディープなファン(及びその予備軍)なので

その選択は間違ってないと個人的には思う。

でも大半のライトファンとしてはやってほしかったんだろうなーと…。

 

ヒット曲をやりたくない理由

これはあくまでも予想でしかないのですが

ひとえに「本当に作りたい曲ではない」のではと思ってます。

[Champagne]というバンド名でやってた頃は英語詩の歌がかなり多く

パッと聴いたときに洋楽かと思うような激しいロックが多かった印象。

メジャーデビューを果たしたことで

ある程度売れる曲を求められるようになったことが原因なのではと考えています。

現状はライブも即完売し、スタジアムでも開催できるようになったので

そういった趣向も認められつつあるのかなと思います。

 

一発屋を避けなければならない

音楽においてもお笑いにおいても一発屋というのが存在している。

その原因のひとつとされているのが

「コンテンツの消費過多」。

もちろん曲をかけるのもとあるネタをやるのも

減るものではないんだけど

実際に価値が減ってしまっているという現象。

テレビ局の人とかは現状ブームに乗っかるしかないので

一発屋製造工場になりかねない。

それを避ける意味でも、まさにタレントが取るべきスタンスだと思います。

 

世界一になることを公言

また彼らは世界一というワードを常に公言しています。

バイリンガルで言葉の壁が無いことも大きな武器だけど

それを抜きにした圧倒的な想いがあるので

そういったコンテンツ消費をしてる暇があれば

いい楽曲をもっと作って発信していきたいのではないでしょうか。

楽曲面でもいわゆる「邦ロック」とされるジャンルではないですし

いろんな面で[ALEXANDROS]というブランドを固めていっている印象があります。

 

 

で、結局この日もワタリドリはやりませんでした。

頑なだなぁと思ってたけど、他の公演ではやってたみたい。

次は3月の大阪城ホール。楽しみにしておるぞ。

 

P

Google Trends Year in Search 2018を見て

Googleによる検索ランキングが発表されました。

各国バージョンがあるけど、日本のものをご紹介します。

 

trends.google.com

 

■急上昇はやはりブームになるもの

さすがにワールドカップとオリンピックがある年はこうなりますね。

まさかこんだけ時間経って「大迫ハンパないって!」が流行語とは…

サッカーファンからしたら今更感ハンパないです

台風も多かったですね。毎週末のように。

山口メンバーも、好感度が高かっただけにインパクト大でした。

 

■芸能人はスキャンダルとお亡くなりになった方

ご覧のとおり、

大杉蓮さん、西城秀樹さん、さくらももこさんといった

お亡くなりになった重鎮の方々がランクイン。

 

そして男女ともにトップはやらかしてしまった系のおふたり。

轢き逃げをしてしまった吉澤ひとみ

女性問題(未成年問題?)の山口メンバー

学生の頃はよっすぃー派やったのになー…と過去の写真を振り返りたくもなります。

 

■世界に認知されたアスリート

そして世界を席巻したスポーツ界から

 ・二刀流メジャーリーガー 大谷翔平

 ・外見と口調とプレイ全てが魅力 大坂なおみ

 ・スピードスケートの絶対女王 小平奈緒

 ・フィギュアスケートの次世代エース 宇野昌磨

の4名が選出。

特に小平さんって絶対女王ながらシーズンしか見ないから嬉しい。

マイナースポーツにもこうやって光が当たって欲しい。

 

■すみません、ドラマと映画はほぼ見ないのでサラッと…

映画はどれも話題になった記憶がある作品ばかり。

カメラを止めるな」「ボヘミアンラプソディ」は記憶に新しいながら上位。

ドラマも超最近の「今日から俺は」がトップ。

漫画読んだこと無い人も多いからかな。

橋本環奈と、乃木坂46から卒業を発表した若月佑美ですね(可愛い子を見たいだけ

 

■仮想通貨への興味は大きい

~とは、~の仕組みといった

「ユーザーが知りたいもの」を反映するカテゴリーは

仮想通貨絡みのものが上位を占めています。

億り人という存在がいることで興味をもった方が多いと思いますが

トレードで今から相場的にも難しそうですね。

とはいえ買い時の可能性もなくは…。

ただ仮想通貨やその元になっているブロックチェーンについて

知っておくことは有益なのではないかと思います。

 

また「裁量労働」「ガバナンス」といった経営絡みのワードは

働き方改革といったところから来たのでしょう。

きっかけとしては全く流行の兆しを見せない

プレミアムフライデーがありましたが…少なくとも僕の周りでは聞かないです。

 

ところで

ワニワニパニックの仕組みって…なんで今更?

 

というわけでエンタメには切っても切り離せない流行をなぞってみました。

とはいえやっぱり知識とか興味でカテゴリーにだいぶ差が出るなぁと実感。

 

クリスマスイベント、好きですか?

12月のメインイベントとしてはクリスマス。

ネオンであったり、最近だとプロジェクションマッピングだったり

だいたいが暗所に映える色づかいをしている。

テーマの設定とそのやり方の違いはあれど、

方向性はだいたい決まっている。

 

★クリスマスイベントの着眼点

 

クリスマスイベントを見るべき点としては

 

●いいところ

綺麗だなーと思う(ことがある)

 

●いまいちなところ

電気代無駄にかかってそう

なんせ寒い

 

これらを比べて行きたいと思わせる必要がある。

でも基本的に外のイベントは通路(通勤・通学経路とか)の

有効活用がベースとなっているので

感動のハードルは低く設定できる。

 

それに対して入場料を取ってわざわざ来させるものとなると話は違う。

入場前の予想を上回らないとイベントとしては成功とはいえない。

そんなイベントがどれほどあるのだろうか。

という視点で街を眺め、メディアのイベント紹介を見てみましょう。

 

★結局音が全てではないか

 

ただ僕個人の感想としては、

確かに街中のネオンはクリスマスを感じさせるけど

それよりも音の方から季節を感じません?

山下達郎のクリスマスイブとかWAHM!のラストクリスマスとか

B'zのいつかのメリークリスマスとか。

 

今の時代、VRとかARとかMRとかいろんな手法はあるけど

クリスマスに関しては結局音が支配していると思います。

 

何かイベントに行ったらレポートしていきますね。

 

P

Pの視点でブログを書いてみることにした

ふと思い立ってブログをスタート。

 

プロデューサーとしていろんなイベントやプログラムを作っていく中で

「ほんとに必要なのかこれ」

と思うことだらけ。

でもたまーに、ごくまれにやってよかった感はある。

マジでごくまれに。

そこを肯定もしたいけど、どうなんだろうと思うことも提起していきたい。

でも書いていいことダメなことあるんかなやっぱり…

ということで匿名は死守しつつ、

幅広い解釈でのエンタメ全般を取り扱おうと思ってます。

 

P